Q.ヘバーデン結節の原因は何ですか?
現段階で分かっていることはホルモンのバランス低下や冷たい水の使い過ぎが挙げられます。
Q.ヘバーデン結節の症状を緩和する方法は何ですか?
手指の先々まで血行を回復させるための温熱療法や整体の治療が効果的です。
Q.予防策はありますか?
適度な運動と関節に負担をかけない生活習慣が予防に役立ちます。
Q.へバーデン結節とは何ですか?第一関節が腫れて痛いです。
指の一番指先にある関節(第一関節)の軟骨がすり減り、骨が変形してコブのように腫れて痛む病気です。40代以降の女性に非常に多く見られます。
【院長の所感】「指先がズキズキ痛くて、ペットボトルのフタも開けられない」と、顔を歪めて来院される患者様が毎日いらっしゃいます。指先が赤く腫れ上がり、水ぶくれ(ミューカスシスト)ができることもあります。日常生活で指を使わないわけにはいかないため、精神的なストレスも計り知れない疾患です。私たちはその痛みに深く寄り添い、少しでも早く楽になるよう全力で治療に当たります。
Q.病院で「年のせいだから治らない」と言われました。本当ですか?
一度変形して曲がってしまった「骨の形」を元に戻すことはできませんが、炎症による「激しい痛み」や「腫れ」を取り除き、進行を食い止めることは十分に可能です。
【院長の所感】「治らないと言われて絶望しました…」と涙ぐむ患者様を何度も見てきました。確かに骨の変形は現代医学では手術以外で戻せません。しかし、「変形=痛い」ではないのです。変形し終わって関節が固まれば、痛みは自然と消えます。私たちが当院で行うのは、この「痛くて辛い期間(急性期)」を最新の治療器で極限まで短縮し、痛みのない生活をいち早く取り戻すためのサポートです。決して諦めないでください。
Q.リウマチとは違うのですか?
はい、違います。関節リウマチは全身の関節(特に第二関節や手首)に炎症が起きる自己免疫疾患ですが、へバーデン結節は「第一関節」に限定された局所的な変形性関節症です。
【院長の所感】「もしかしてリウマチかも…」と強い不安を抱えて来られる方が多いですが、第一関節だけの腫れであれば、へバーデン結節の可能性が極めて高いです。ただ、稀に併発しているケースもあるため、問診と視診で少しでもリウマチの疑いがあれば、すぐに病院での血液検査をお勧めしています。的確な鑑別診断ができるのも、我々国家資格者の強みです。
Q.なぜ女性に多いのですか?原因は何ですか?
手の使いすぎや遺伝的な体質に加え、近年では「女性ホルモン(エストロゲン)の減少」が最も大きな原因として注目されています。
【院長の所感】エストロゲンには、関節の軟骨や腱を保護し、柔軟性を保つ働きがあります。更年期を境にこのホルモンが急激に減ることで、関節のクッションが失われ、少し指を使っただけで骨同士がぶつかって炎症(へバーデン結節)を起こしてしまうのです。「私が指を使いすぎたからだ」とご自身を責める方がいますが、ホルモンの波という不可抗力な部分が大きいので、ご自身を責めず、一緒にケアしていきましょう。
Q.整骨院ではどのような治療をして痛みを和らげますか?
指先の毛細血管の血流を爆発的に良くする「超音波治療(LIPUS)」や「温熱療法」、そして腕から首にかけての筋膜リリースを行い、指先への負担を減らします。
【院長の所感】へバーデン結節の痛みの悪化要因は「指先の極度な冷えと血行不良」です。当院では、指先をポカポカに温めながら超音波の微細な振動を与えることで、痛みの物質(発痛物質)を一気に押し流します。また、指の筋肉は腕や肩に繋がっているため、腕全体の筋肉をフワッと緩めてあげると、「あれ、指のズキズキが楽になった!」と驚くほどの効果を発揮します。
Q.テーピングはしたほうがいいですか?
はい、痛みが強い時期は、第一関節が動かないように固定する専用のテーピングが非常に有効です。
【院長の所感】指先は少し何かに触れただけでも激痛が走るため、無意識に指をかばって生活し、結果的に肩こりや頭痛まで引き起こしてしまいます。当院では、水仕事でも剥がれにくく、関節をしっかり守るテーピングの巻き方をお教えしています。「テープを巻くだけで、痛みを気にせず家事ができるようになった!」と、多くの患者様にとっての救世主になっています。
Q.コーヒーや甘いものは控えたほうがいいと聞いたのですが…
はい。カフェインや白砂糖は、交感神経を刺激して血管を収縮させたり、体内の炎症を強めたりする作用があるため、痛みが強い時期は控えることをお勧めしています。
【院長の所感】「コーヒーとチョコレートが毎日の癒やしなのに…」とショックを受けられる方も多いですが、痛みの火事を少しでも早く鎮火させるためには、体の中からのアプローチ(食事)も無視できません。絶対に食べてはいけないわけではありませんが、「痛みがピークの時は少しだけ我慢してみましょう」と、二人三脚で生活習慣の改善も優しくサポートさせていただきます。
Q.自分で指を引っ張って「ポキッ」と鳴らすとスッキリするのですが、いいですか?
絶対にやめてください。関節の軟骨が破壊され、変形が急激に悪化します。
【院長の所感】関節が詰まった感じがして、つい引っ張って鳴らしたくなる気持ちは分かりますが、それは自ら関節の寿命を縮めている行為です。一度壊れた軟骨は二度と戻りません。引っ張るのではなく、反対の手で痛い指全体を包み込むように優しく握り、温めてあげるのが一番のセルフケアです。関節の正しいケアは、我々プロにお任せください。