Q.腰椎分離症の治療方法は何ですか?
物理療法や姿勢改善、場合によっては手術が必要です。
Q.腰椎分離症の治療にはどのくらいの期間がかかりますか?
数ヶ月から 1 年程度の治療が必要な場合があります。
Q.腰椎分離症を予防する方法はありますか?
腰に負担をかけない生活習慣と正しい姿勢を保つことが重要です。
Q.腰椎分離症(ようついぶんりしょう)とはどんな病気ですか?ヘルニアとは違いますか?
腰の骨(腰椎)の後ろ側にある関節の根元に、過度な負担が繰り返しかかることで起こる「疲労骨折」です。軟骨が飛び出す「ヘルニア」とは異なり、「骨のヒビ・骨折」であることが最大の違いです。
【院長の所感】「分離症って言われたんですけど、ヘルニアみたいなものですよね?」と誤解されている方が多いですが、全くの別物です。体を強く反らしたり捻ったりするスポーツ(野球、サッカー、バレーなど)を熱心にやっている中高生に非常に多く発症します。腰を反らした時にズキッと強い痛みが出るのが特徴で、早期に発見して適切な固定を行わないと、一生骨がくっつかなくなる怖い疾患です。
Q.病院で「もう骨はくっつかない(偽関節)」と言われました。治らないのでしょうか?
発症から時間が経過し、骨の断面が丸くなってしまった状態(末期)では、残念ながら骨をくっつけることはできません。しかし、骨が離れていても、周囲の筋肉や体幹を鍛え、姿勢を改善することで、スポーツに完全復帰し、痛みなく生活することは十分に可能です。
【院長の所感】「骨がくっつかない=スポーツの絶望」ではありません。プロ野球選手やトップアスリートの中にも、分離症を抱えながら大活躍している選手は山ほどいます。骨の支えが弱くなった分を、ご自身のインナーマッスル(腹横筋など)という「天然のコルセット」で強固に補強してあげれば良いのです。当院ではそのための専門的なリハビリとEMS治療で、絶望を希望に変えるサポートを行います。
Q.スポーツをしている子供が「腰が痛い」と言っています。休ませたほうがいいですか?
2週間以上続く腰痛は、ただの筋肉痛ではありません。すぐにスポーツを中止し、当院または整形外科へお越しください。初期の分離症(ヒビの入り始め)を見逃さないことが、骨を完全に修復させるための唯一のチャンスです。
【院長の所感】「練習を休んだらレギュラーから外される」と痛みを隠してプレーを続け、取り返しのつかない末期状態になってから来院される子供を見るたびに、胸が締め付けられます。初期段階(レントゲンでは写りにくくMRIで発見される時期)で発見し、硬性コルセットで厳重に固定すれば、高い確率で骨は完全に癒合します。「たかが腰痛」と見過ごさない大人の目が、子供の未来を守ります。
Q.コルセットはずっと着けていなければなりませんか?
骨の癒合を目指す「初期・進行期」の場合、起きている間はもちろん、医師の指示があれば寝ている時も専用の硬いコルセット(ダーメンコルセット等)を数ヶ月間、厳重に着け続ける必要があります。
【院長の所感】このコルセット生活は、思春期の子供にとって暑くて苦しくて、本当にストレスの溜まる日々です。「こっそり外して遊んでしまった」という話もよく聞きますが、ここで数ヶ月我慢できるかどうかが、一生の腰の強度を決定づけます。「なぜ今これを着けないといけないのか」、子供自身が納得して治療に向き合えるよう、私たちも根気よく説明し、精神的な支えになります。
Q.整骨院では分離症に対してどんな治療をしますか?
骨の癒合を劇的に促進する「超音波骨折治療器(LIPUS)」の照射と、痛みをかばってガチガチになった背中やお尻の筋肉を緩める手技、そして最も重要な「股関節と胸椎(背中)の柔軟性改善リハビリ」を行います。
【院長の所感】分離症になる最大の原因は「股関節と背中が硬いこと」です。上下の関節が動かないため、そのしわ寄せがすべて腰椎に集中し、腰が過剰に反って骨が折れるのです。つまり、いくら骨がくっついても、股関節と背中の硬さを直さない限り必ず再発します。当院の治療は、痛みを消すだけでなく、「腰に負担がかからない体の使い方」を根本から作り直すことに全力を注ぎます。
Q.超音波治療(LIPUS)は分離症にも効きますか?
はい、非常に効果的です。疲労骨折である分離症の初期〜進行期において、LIPUSを毎日照射することは、骨の癒合率を飛躍的に高め、スポーツ復帰までの期間を大幅に短縮するための強力な武器になります。
【院長の所感】腰椎は体の深部にあるため治療が難しい部位ですが、LIPUSの超音波は深さ数センチまで確実に届き、細胞レベルで骨の再生を促します。整形外科でのコルセット固定と並行して、当院で毎日LIPUSを当てに来る学生アスリートは非常に多いです。手術を回避し、完治というゴールを引き寄せるために、この治療器は絶対に欠かせない存在です。
Q.腰を反らすと痛いのですが、ストレッチをして伸ばした方がいいですか?
腰を反らすストレッチは絶対にやってはいけません。分離(骨折)している部分がさらにぶつかり合い、悪化します。ストレッチすべきなのは「太ももの裏(ハムストリングス)」と「股関節の前側」の筋肉です。
【院長の所感】腰が痛いと、つい腰を反らしてトントンと叩きたくなりますが、分離症の患者様にとって腰を反らす動作は「傷口に塩を塗り込む行為」です。分離症の子供のほぼ100%が、太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)が異常に硬く、前屈で手が床に届きません。この硬いハムストリングスが骨盤を引っ張り、腰に負担をかけているのです。正しいストレッチの場所を私たちが明確に指導します。
Q.EMS(インナーマッスルトレーニング)は分離症の再発予防になりますか?
はい、これ以上ないほど強力な再発予防になります。分離症の腰を一生涯守っていくためには、腹横筋や多裂筋といった「天然のコルセット(インナーマッスル)」を鍛え上げることが絶対条件です。
【院長の所感】骨が癒合しなかった(偽関節になった)場合、または分離すべり症への進行を防ぐためには、ご自身の筋力で腰椎をガッチリと支えるしかありません。しかし、腰が痛い状態で腹筋運動や背筋運動をするのは危険です。当院のEMSなら、ベッドに寝たまま腰に1ミリの負担もかけずに、体の深部のインナーマッスルだけを安全かつ強烈に鍛え上げることができます。「痛みのない強い腰」を作る最強のツールです。